車の消臭にDr.DEOを使ってみた感想(BMW雨漏れでカビだらけ)

 

先日、愛車のリアシートがカビてることを発見しました。

 

ショックです…

 

シートを外したら下面がもうジョビジョバでした… 

原因は雨漏れ。(詳細は最後に)

今まで何台も中古車に乗ってきましたが、雨漏れなんて初めての経験ですよ。

しかも、雨水が長年リアシートの裏側に溜まっていたようで、シートの下や隙間の奥など、いつも見えないところはもうカビだらけ…

 

とりあえずシートは取り外して、家にあったウェッとシートでカビを拭き上げました。

このシートは看護師さんから教えてもらったもの。

なんでも医療現場では器具などの殺菌にも使用されているそうです。

 

中の水分はじっくり部屋干しで乾かしたのでまずはOKでしょう。

雨漏れもディーラーに直してもらったのでOK。

シートを元に戻して終わりなんですが、車内やフロアに染み付いたカビの匂いがやっぱり気になるんですよねぇ…

 

とりあえず、近くの薬局で「クレベリン」を買ってきて置いといたんですけど、劇的には改善されませんでした。

 

専門業者に消臭を頼むと高いので、スモークタイプでなんとかならんもんかな?と思って探してみたらありましたよ。

近くのホームセンターに。

 

Dr.DEO PREMIUM仕様

全体に行き渡るのが良いよね

なにやら従来品より消臭効果は200%アップしているらしい。

シリーズ最強!!

 

従来品を使ったことがないのでよくわからんですが、とりあえず使ってみました。

 

Contents

無香料の本格的な消臭剤。

製品の特徴はこのように書いてあります。

  • 安定化二酸化塩素を採用している
  • 悪臭の元を酸化分解する
  • 消臭成分が気化し、空中の成分も除去する

 

使用されている二酸化塩素とは

二酸化塩素ってことは最初に使ってた「クレベリン」と一緒ですね。

 

なんかよく効きそうだなとは思いますが、実際はよく知らないので調べてみました。

 

二酸化塩素は常温ではガスの状態です。

ということは車内の隅々まで入り込むことが出来ますね。

そして、強い酸化作用があるのでウイルスや細菌のタンパク質に反応します。

酸化するということは構造が変わってしまうということなので、本来の機能が低下するという理論のようです。

 

カビもタンパク質でできているので効果は期待できそうですね。

 

消毒や漂白なんかで意外と広く使われているようですね。

  • 紙パルプの漂白
  • プールの消毒
  • 滅菌・除菌

 

そのまんまの名前の工業会もありました。

日本二酸化塩素工業会
http://chlorinedioxide.or.jp/clo2

二酸化塩素は、ラジカルの1種であり、強い酸化力をもつことから、ウイルス除去、除菌、消臭、坑カビ等のはたらきを有することが知られています。これらの力を利用して、プールや浄水処理等の現場における消毒剤や、低濃度での空間除菌剤として使われています。通常の利用に加え、2001年に米国で発生した炭疽菌の芽胞が送りつけられるバイオテロの際には、建物の除染に用いられた実績があるなど、その能力は非常時にも高く評価されています。

水に溶けやすい性質を有するため、二酸化塩素は、ガスそのものの他、ガスを溶かした溶存液での状態でも使用することができます。さらに反応槽を利用して大規模に発生させる製造装置から、タブレットを水中に投げ入れるだけの簡単な方法まで、利用形態と発生方法の組み合わせは多岐にわたるため、使用量、使用場面に応じた効率的な利用が可能な物質となっています。

何をしている団体なのかよくわかりませんが、詳しく書いてあるねぇ。

 

消臭効果はバッチリ

結論から言うと、十分効果がありました。

 

カビ臭さは8割方解消されました。

残りの2割はカビのニオイなのか?革シートのニオイなのか?

もうよくわかりませんが、私の鼻では解析不可です。

つまり、不快ではない。

 

そう、気にならなければOKなのです。

 

使用方法

ちなみに使用方法はいたって簡単。

まず、裏返して切り取り線沿いに蓋を空けます。

開封すると中の缶が見えます。

使用中は中の缶が熱くなるので箱から取り出してはダメです。

外の箱がないとカーペットが燃えたりする危険がありますからね。

 

箱を空けたら上の部分を「ペコッ」と押して、平らなところに置いときましょう。

20秒くらいで水蒸気が出てきます。

フシューーーっ

そうしたら放置するだけです。

 

長時間かけてじっくり消臭するタイプなので、半日以上使用しない時間にするのが良いそう。

私は夕方帰ってきてから設置して、翌日まで放置です。

 

例えば、最初のうちだけ内循環でエアコンかけといて、途中で止められたら…

もっと効果的な感じがしますが、途中でドアを開けるのはまずいかな。。

 

まぁ、なにはともあれカビ臭さはなくなり元の状態に戻りました。

キャッチフレーズに違わぬ優秀なやつでした。

 

BMW130iの雨漏れ原因

最初の頃は気づかなかったんですが、雨が降った後に車に乗ろうとしたとき、たま~にフロントガラスの内側が曇っているなとは思っていたんです。

でも密閉が悪いのかな?くらいにしか考えていなかったので、特に何もせずそのままにしていました。

 

しかし、数ヶ月後にリアシートに置いてあったティッシュボックスをどけたら下にカビが…

 

さすがにおかしいと思って色々触っていると、助手席側の後ろのフロアカーペットがビショビショになっていました。

で、さらにリアシートの下にもカビらしいものを発見。

怪しいと思ってシートを外してみるとこちらもビショビショ。

カビが…

 

シート下は水びたし

シート下は水たまりになっていました。

シート下のフレームにはシートベルトがボルト締めされているんですが、そのボルト穴の中から水が漏れ出していました。

シートの裏の鉄板のその後ろに何故か空間があるんですよね。

そこに水が溜まっているのがおかしい。

 

雨漏れの原因を探ろうにもリアドアやモールからは水漏れの様子が無いのでよくわからないんですよ。

自分では無理なので、おとなしく販売店に連絡して調査してもらいました。

 

分かったのは左フロントドアからの雨漏れ。

ドア内側の防水シートをくっつけているブチルゴムが劣化して、窓を滴った雨水が防水シートの隙間から室内に流れて来ていたようです。

ドア断面図

フロントから侵入した雨水がフロアを伝ってリアまで来たとのこと。

リアカーペットが濡れていた原因の一つは判明しました。

 

でも、これはシートの裏側の水たまりには関係ないんですよ。

とりあえず様子を見ましたが、やっぱ雨の後は空洞に水が溜まるんですよね。

 

次はディーラーで見てもらうことに。

結果は左のテールライト周りからの雨漏れでした。

どうやら左のリアに事故歴があるらしく、その時にきちんと修理してなかったのが原因らしいです。

パッキンを新品にしたら直ったという事でした。

初めからディーラー行けばよかったわ。

 

ちなみにリアシートは外してきれいに拭き上げ、晴れは屋外、天気の悪いときは室内(エアコンはドライ稼働)で2週間ほど放置して乾かしたのでOKです。

 

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