暑さ本番になる前で本当に良かったのですが、ラングラーのエアコンが壊れたことに気づいたので修理(コンプレッサーの交換)をしました。
エアコンは冷房だけでなく除湿にも使うので、雨の日にオンにするんですが、なにやら様子がおかしい。
除湿されている気がしない。
設定温度を下げてもぜんぜん冷えない。
ということで故障確定です。
結果的に今回は冷媒の漏れではなく、エアコンコンプレッサーの故障だったので本体の交換と冷媒の充填で直りました。
ただ、どこの故障か確定するまでは、結構難儀したので経緯をまとめました。
参考になるかどうかわかりませんが。
エアコン冷媒の追加充填
まずやったのは、エアコン冷媒の充填です。
構造上、エアコンはどうしても年月と共に中の冷媒(熱を運ぶ媒体)がパッキン部やコンプレッサーの軸シール部分などから漏れてしいます。
年間にして何gという微小な漏れですが、元々カーエアコンの中に入っている冷媒は少ないので、数年経てばエアコンが効かなくなることがあります。
新車ならいざ知らず、ラングラーは余裕で20年近く経過している車なので、一旦冷媒を追加してみて治ればラッキーってなもんです。
と言うことで、ラングラーのエアコンガス(HFC-134a)をAmazonで3缶セットを購入。
エアコンガスの充填だけなら専用ホースだけでもいいのですが、もしどこかの漏れがあり配管交換などになった場合、真空ポンプが必要になるので、これを期に真空ポンプも購入しました。
こちらもAmazonで1万3千円くらいで購入できます。
ちなみに私はコンプレッサーセットについてきたマニホールドゲージを使用しましたが、減ってしまった冷媒の充填だけなら「エアコンガスのチャージホース」だけでも可能です。
※全て抜けてしまっていたり、解放した場合は真空引きをしてから冷媒を充填します。
では、とりあえず低圧のバルブに接続して、エンジンを回してエアコンを冷房MAXで吸入させます。
エアコン配管にホースを接続して、エンジンをかけ、冷房MAXにして冷媒を充填します。
念の為オイルも先に。
ですが、最初こそ入ったものの、途中から全くガスが入っていかない。
なんでだ…
エンジンルームを観察しながら、何度かエアコンON/OFFを繰り返していたんですが、なんだか違和感を感じるんですよね。
ON/OFFに連動した何らかの動作が見られない。
実はコンプレッサー動いてないのでは…
エアコンガス2本無駄にしたわ。
コンプレッサーの動作確認
そもそも、エアコンコンプレッサーの動力はエンジンにつながっているベルトによるものなんですが、本当はON/OFFでコンプレッサーが回転/空回りするようにクラッチのようなものがついているはずなんです。
なので、スイッチを入れたらエンジン回転が変わるとか、コンプレッサーが動く音とか、何らかの変化があるはずなんですが、こいつはON/OFFしても切り替わっている様子がない!
うーん、コンプレッサーが回ってないとすれば、冷媒が充填されないのは当然ですな。
クラッチの動作確認
回転してないのは、クラッチが繋がらないからと仮定します。
先にも書きましたが、コンプレッサーはエンジンの回転をベルトで伝達して回す仕組みになっています。
エンジンはいつも回っていますが、コンプレッサーはエアコンスイッチをONにした状態でのみ回転します。
つまり、コンプレッサーについているであろう電磁クラッチをエアコンのON/OFFで動作させるということなので、スイッチONすれば、コンプレッサーにつながっているコネクタに電圧がかかるはずなんです。
コンプレッサーに繋がっているコネクタがそれっぽいので、テスターで電圧を測りながらエアコンスイッチをON/OFFをしてみますが、一向に反応がない。
どこかで断線しているとは考えにくい(というか考えたくない)ので、他の原因を考えてみます…
ちなみに
この矢印の部分がクラッチ内蔵プーリーで、コンプレッサーに繋がっている。
めちゃくちゃダストが溜まってこびりついてしまっているので、まぁこんだけ汚れていたら壊れててても仕方ないよね。
という感じ。
中央のボルトを外すとこんな感じ。
中は赤錆のダストですごい。
保護センサー類の確認
断線はしていない前提で、私が可能性として考えたのは、安全装備か働いているのではないか?と言うこと。
例えば、冷媒の圧力が上がりすぎたときにコンプレッサーを止めるためのセンサーなどが付いているのではないか?と言うことです。
エアコンの経路見てみると、センサーらしきものがいくつかついているので、こいつらが悪さをしているのではないか?と考えました。
例えばこれとか→
もしそうなら、センサーが壊れて回路を断路しているとしたなら、そこをジャンプさせれば正常と変わらない動作をするはず。
そう思ってカブラを抜いてジャンプさせてみました!
変化なしッ!!
残念ッ!!!
こうなると、そもそもスイッチからの電源が来ていないようなので、いよいよ断線かぁ?
考えたくはないが…
とりあえず、コンプレッサーのクラッチが生きているかどうかも確認すべく、バッテリーから直接12vをコネクタに給電してみました。
そうすると「カチッ」とクラッチが動くではありませんか!
でもその状態でプーリーを回してみるものの、コンプレッサー内部が回っているような感じもしないので、やっぱりここは壊れているようでした。(若干の抵抗はあるが、おそらく切れっぱなし)
コンプレッサーは新品を買うとして、配線がどこかで断線しているとしたら、どうやって見つければいいのだろう…
ということで長らく考えていましたが、大切なことを忘れていました。
私はこれまでヒューズボックスの確認をしていなかったんです。
ヒューズボックスはエンジンルームにあり、設備ごとに分かれています。
21番のA/Cですね。
見ると見事に切れていました!
どうやら、今回の故障はこのようなパターンだと推測できます。
- コンプレッサーの劣化
- オイル、グリス不足で内部、ベアリングなどのかじり
- 回転負荷上昇
- クラッチ故障(経年や錆も起因)
- クラッチ故障で負荷増→ヒューズ切れ
ヒューズを新しいものにして、試しにスイッチを入れてみたところ、クラッチが動く事を確認できました。
これで電気系統は、ヒューズが切れていただけで問題ないことが判明したので、次はコンプレッサーの交換です。
2/2へ続く。

コメントを残す コメントをキャンセル