車を前から見て気づいてしまったんですが、タイヤの位置が左右で違うんですよね。
前から見て右にズレている感じ。
最初は違和感だけだったんですが気になってきたので直すことにしました。
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タイヤ位置の調整方法
最近の車にはラダーフレームもフロントにホーシングがある車両も少ないですが、ラングラーなどのオフロード車はフロントもホーシングが付いているので「トラックバー」を調整することで左右のズレを直します。
トラックバーと言っていますが呼び方は色々あるようで、日本ではラテラルロッドと呼ぶことが多いようです。
車に詳しい人はパッと理解できると思いますが、トラックバーと言うのはフレームとホーシング(アクスル)をつないでいる棒の事です。※下図参照
トラックバーは長さが調整できるようにナットが付いているので、それを回すことでホイールというかアクスル全体の左右位置を調整できます。
いまいちよくわからん人へうってつけの動画を見つけました。
この動画ではPanhard Bar(パナールバー)と書かれていますね。
動きがよくわかる。
左右のズレ計測
とりあえずどのくらい動かせばいいのか分からないので、左右のズレを測ってみましょう。
紐に50円玉を結んでフェンダーから垂らしてホイールまでの距離を測ります。
さっそく垂らして…
右ホイールは75mmほど。
続いて左に行きます。
左は60mmほどでした。
15mm左側にズレていますね。
という事は7.5mm右にズラせばセンターに来るという事です。
トラックバーの調整
私のラングラーはリフトアップされているので純正のトラックバーとは形状が違います。
奥に見えるゴツイナットが付いている湾曲したバーがそれです。
愛用のエビちゃんモンキーで緩めようとしましたが、ハマりません…
手持ちのエビの最大開口は36mm、一方トラックバーのナットの対面は37mmくらいでした。
たった1mmですが、全くハマりません。
悔しいですがデカいやつを買うしかない。
という事で買ってきました。
同じシリーズを買うつもりはなかったんですが、帰ってきたら全く同じシリーズでした。
笑える。
なにはともあれ、これで45mmまで対応できます!!
ちなみにロブテックのこのモンキーは「G-LESS(ガタレス)機構」でガタが少なく、咥える面が1面増え合計3面でナットに力を加えられます。
つまりナメにくい。
優秀なモンキーですわ。
ガッツリしまっていたので「5-56」をかけ、前についているアブソーバーなどを外して何とか緩めることが出来ました。
左右のバランスを見ながら調整したら元通りにナットを締めこんで終わり。
トラックバーを調整すると必然的にハンドルのセンターがずれてしまうので、こちらも調整したら完了です。
左右のズレを調整して何かが変わったという事はないですが、心は晴れやかになります。
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