私のJeepラングラーTJの走行距離も12万キロも超えてきたので、ここらでの色々な部品も交換したほうがいいかなという事で実施しました。
まずは手始めにファンベルト、ウォーターポンプ(&クーラント)です。
ファンベルトの交換を意識したのは、直近の冬に2度ほど始動直後にベルト鳴きがあったからで、よくよく見たらヒビがあってそろそろヤバそうだなと。
多分ずっと交換してないと思う。
あと、実はベルトよりもアイドラプーリーの汚れ具合の方が気になっていたんですが、ベルトとテンショナーとアイドラプーリーの3点セットで売っていたので、一緒に交換しようという気になったのでした。
余裕があればオルタも変えておきたい。。
まだ使えそうなので今回は交換しないが。
で、どうせ整備するならそろそろクーラントも変えたいし、だったらウォーターポンプも変えた方が良いよなぁ。という流れですね。
Contents
ラングラーTJのファンベルトの外し方
TJラングラーはファンとエンジンの間が結構余裕があるので、普通に上から手を突っ込めばベルトは外せます。
通常はテンショナーでテンションがかかっているので、緩めないといけません。
ベルトテンショナーは緩める機構が無いようなので、アームの中央にある四角い穴にラチェットハンドルの差込む部分(9.5sq)をハメて力を掛ければ緩めることが出来ます。
テンションを緩めた隙にアイドラプーリーからベルトをずらすとダルダルになります。
そこからはただ外すだけです。
元の経路が分からなくならないように一応写真を載せておきます。
外したベルトは強度的には問題なさそうですが、内側のヒビはいくつも付いていたので交換できて良かったと思いました。
ベルトテンショナーやアイドラプーリーはボルトで外すだけです。
純正テンショナーのローラー部分はトルクスになっていますが、交換品は六角になっていました。
ちなみに新品のベルトを手に入れるまで知らなかったんですが、ファンベルトの裏側ってモケモケになっているんですね。
最初から固く溝があるものと思っていましたが、取付けて回していくとプーリーの溝跡がベルトに移ってくっきりするようになっています。
ウォーターポンプの交換
ウォーターポンプ交換の前にクーラントを抜きますが、クーラントは環境や人体に悪いので、そのまま流すのはNGです。
修理工場やガソリンスタンドなど引き取ってくれるアテがあればいいですが、自分でやるなら「高級水性ポリマー」に吸収させてから燃えるゴミなどで捨てるのが確実だと思います。
捨てる方法が確定したら作業を始めましょう。
エンジンを止めて、ある程度クーラントが冷めたのを確認してからラジエターの下にあるドレンボルト?を外します。
プラスチックのボルトだったので扱う時は緊張しました。下手したら壊れそう。。
下にバケツを置いてクーラントを回収します。
受けの場所が確定したら、ラジエターキャップを外すと勢いよくクーラントが抜けるので、注意しながら作業してください。
溜まったクーラントにはあとでポリマーを入れてかき混ぜます。(吸収したらビニール袋に入れて燃えるゴミで処分)
次にウォーターポンプを外します。
まずファンを外さなくてはならないのですが、ファンを外すにはウォーターポンプに付いているホイールを固定して、ファンの付け根のナットを回す必要があります。
ホイールホルダーがあれば固定できるのですが、無いので隙間に工具を挟んだりして力技で止めて外しました。
ファンを外しさえすればラジエターシュラウドとエンジンの隙間から抜き取ることができます。こういったところは昔の車のいいところですね。クリアランスが広いので助かります。
ウォーターポンプは周辺のボルトを外せば交換できるので、ラチェットハンドルを使って外します。奥まっているところがあるのでエクステンションバーがあった方がいいですよ。
エクステンションは長すぎず、短すぎず、何種類か持っていた方が良い。
おすすめの工具も紹介しているので、興味があればご覧ください↓
うっかり写真を撮り忘れたのでいきなり外したところです。
ポンプを外した面はガスケットがこびりついているので、スクレーパーやカッターなどで綺麗に剥がし、新たなガスケットに交換します。
※中にガスケットのカスが入らないように気を付けながら作業してください。
スクレーパーはアストロのプラスチックスクレーパーが結構お気に入りです。近くにアストロがあればぜひ手に取って欲しい。
細かいところで使いやすいサイズ、金属製の物もあって刃を交換できるのもとても良い。
刃はボディに収納されている↑
クーラントはロングライフのものを入れました。ラジエターのドレンを締めるのをお忘れなく。
エア抜きはエンジンを回しながら一番太いホースをモミモミしていると効率が良さそうです。
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