TJラングラーのエアコン修理1/2

 

暑さ本番になる前で本当に良かったのですが、ラングラーのエアコンが壊れたことに気づいたので修理(コンプレッサーの交換)をしました。

 

エアコンは冷房だけでなく除湿にも使うので、雨の日にオンにするんですが、なにやら様子がおかしい。

除湿されている気がしない。

そして、設定温度を下げてもぜんぜん冷えない。

ということで故障確定です。

 

結果的に今回は冷媒の漏れではなく、エアコンコンプレッサーの故障だったので本体の交換と冷媒の充填で直りました。

 

今回の症状

  • 冷房・除湿が効かない
  • エアコンONでコンプレッサーが回っていない
  • コンプレッサーのクラッチ動作しない
  • ヒューズ切れ

最終的な原因はコンプレッサーの故障

 

ただ、どこの故障か確定するまでは、結構難儀したので経緯をまとめました。

ご参考に。

 

エアコン冷媒の追加充填

まずやったのは、エアコン冷媒の充填です。

構造上、エアコンはどうしても年月と共に中の冷媒(熱を運ぶ媒体)がパッキン部やコンプレッサーの軸シール部分などから漏れてしいます。

年間数gという微小な漏れですが、元々カーエアコンの中に入っている冷媒は少ないので、数年経てばエアコンが効かなくなることがあります。

新車ならいざ知らず、ラングラーは余裕で20年近く経過している車なので、自然に抜けていても不思議ではない。

なのて、一旦冷媒を追加してみて治ればラッキーってなもんです。

 

と言うことで、ラングラーのエアコンガス(HFC-134a)をAmazonで3缶セットを購入。

エアコンガス(HFC-134a)
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エアコンガスの充填だけなら専用ホースだけでもいいのですが、もしどこかの漏れがあり配管交換などになった場合、真空ポンプが必要になるので、これを期に真空ポンプも購入しました。

真空ポンプ R134a用
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こちらもAmazonで1万3千円くらいで購入できます。

R134a用のものを購入します。※説明をよく見ると「R134aには変換カプラーが必要」と書いてあるものがあるので気をつけてください。

 

ちなみに私はコンプレッサーセットについてきたマニホールドゲージを使用しましたが、減ってしまった冷媒の充填だけなら「エアコンガスのチャージホース」だけでも可能です。

エアコンガスチャージホース
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※全て抜けてしまっていたり、解放した場合は真空引きをしてから冷媒を充填するのでポンプが必要です。

 

では、とりあえず低圧のバルブに接続して、エンジンを回してエアコンを冷房MAX設定で冷媒を吸入させます。

念の為オイルも先に。

エアコンオイル R134a
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ですが、最初こそ入ったものの、途中から全くガスが入っていかない。

 

なんでだ…

 

エンジンルームを観察しながら、何度かエアコンON/OFFを繰り返していたんですが、なんだか違和感を感じるんですよね。

ON/OFFに連動した何らかの動作が見られない。

実はコンプレッサー動いてないのでは…

エアコンガス2本無駄にしたわ。

 

①コンプレッサーの動作確認

そもそも、エアコンコンプレッサーの動力はエンジンにつながっているベルトによるものなのですが、本当はON/OFFでコンプレッサーが回転/空回りするように、クラッチのようなものが付いているはずなんです。

なので、スイッチを入れたらエンジン回転が変わるとか、コンプレッサーが動く音とか、何らかの変化があるはずなんですが、こいつはON/OFFしても切り替わっている様子がない!

うーん、コンプレッサーが回ってないとすれば、冷媒が充填されないのは当然ですな。

 

②クラッチの動作確認

回転してないのは、クラッチが繋がらないからと仮定します。

先にも書きましたが、コンプレッサーはエンジンの回転をベルトで伝達して回す仕組みになっています。

エンジンはいつも回っていますが、コンプレッサーはエアコンスイッチをONにした状態でのみ回転します。

 

つまり、コンプレッサーに付いている電磁クラッチをエアコンのON/OFFで動作させているはずなので、スイッチONすれば、コンプレッサーにつながっているコネクタに電圧がかかるはずなんです。

コンプレッサーに繋がっているコネクタがそれっぽいので、テスターで電圧を測りながらエアコンスイッチをON/OFFをしてみますが、一向に反応がない。

電気来てないんか…

どこかで断線しているとは考えにくいですが、というか考えたくないので、他の原因を考えてみます…

 

ちなみに

この矢印の部分がクラッチ内蔵プーリーで、コンプレッサーに繋がっている。

近くで見てみると

めちゃくちゃダストが溜まってこびりついてしまっているので、まぁこんだけ汚れていたら壊れててても仕方ないよね。

という感じ。

中央のボルトを外すとこんな感じ。

中は赤錆のダストですごい。

 

電気が来ていないのは分かりましたが、クラッチ単体は生きているのか確認すべく、バッテリーから直接12vをクラッチのコネクタに給電してみました。

そうすると「カチッ」とクラッチが動くではありませんか!

実際にエンジンを回してエアコンON/OFFした際も、このような反応はないので、クラッチは反応するけど電気が来ていない。

ということが分かりました。

 

一応、クラッチが繋がっているであろう状態のままプーリーを回してみましたが、手応えにムラがあり、コンプレッサー内部が回っている感じがしない。

やはり、反応するだけでクラッチは壊れてしまっているようでした。

 

ここまで電源が来ていないとなると、断線なのか、何かの制御で切れているのか。

どうしたものか…

 

③保護センサー類の確認

次に、断線はしていない前提で可能性として考えたのは、安全装備か働いているのではないか?

と言うことです。

例えば、冷媒の圧力が上がりすぎたときにコンプレッサーを止めるためのセンサーなどが付いているのではないか?ということです。

 

エアコンの経路見てみると、センサーらしきものがいくつかついています。

こいつらが悪さをしているのではないか?

↓これとか

例えばセンサーが壊れて、常に圧力が高い状態と同じ動作をしているとしたら、配線をジャンプさせれば正常と変わらない動作をするはず。(通常時は閉路、異常時は開路の場合)

そう思ってカプラを抜いてジャンプさせてみました!

変化なしッ!!

残念ッ!!!

 

一応コネクタの端子の電圧を測って見ても反応がなかったので、センサー類のコネクターには電気が来ていない。

断線やめてぇ

考えたくない…

 

ということで長らく考えていましたが、大切なことを忘れていました。

私はこれまでヒューズの確認をしていなかったんです。

 

④ヒューズの確認

ヒューズボックスはエンジンルームにあり、設備ごとに分かれています。

21番のA/Cですね。

見ると見事に切れていました!

ヒューズを新しいものにして、試しにスイッチを入れてみたところ、クラッチが動く事を確認できました。

 

ということで

どうやら、今回の故障はこのようなパターンだと推測できます。

  1. コンプレッサーの劣化
  2. オイル、グリス不足で内部、ベアリングなどのかじり
  3. 回転負荷上昇
  4. クラッチ故障(経年や錆も起因)
  5. クラッチ故障で負荷増→ヒューズ切れ

 

これで電気系統は、ヒューズが切れていただけで問題ないことが判明したので、次はコンプレッサーの交換です。

皆さんは最初にヒューズを疑いましょう。

2/2へ続く。

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