アイドリング時に若干の不整脈のようなものを感じていたので、何が原因なのか調べてみました。
残念ながら色々な部品の不具合が考えられるようです。
Contents
アイドリング不調の原因となりうる部品たち
- アイドルエアコントロールバルブ
- イグニッションコイル
- スパークプラグ
- クランクポジションセンサー
- カムシャフトポジションセンサー
- 燃料ポンプ
一言に不調と言っても原因は無数に考えられるので特定はできませんでした。
以前、エンジン回転数がアイドリングに下がりにくくなった時にアイドルエアコントロールバルブは掃除したので、ひとまずこれは除外するとして。
イグニッションコイルは値段が高いので後回し、燃料ポンプは交換が難しそうなので後回し、
色々考えていましたが、アマゾンを漁っていたら激安のクランクポジションセンサー(新品)を発見しました。
それなら変えてみようという事で実行です。
クランクポジションセンサー交換
さっそく注文して交換しました。
ちなみに英語だと「Crankshaft Position (CKP) sensor」と言うらしいです。
中国製が怪しさ抜群。
クランクシャフトポジション(CKP)センサーは、エンジンブロック後部近くのトランスミッションベルハウジングに取り付けられています。
私所有の2004年式MTの場合はトランスミッションの左側上部に2つのボルトで付いていました。
オートマ(AT)の場合は右側か左側のボルト1本で付いているようです。
クランクポジションセンサーの形状も年式によって異なるので気を付けましょう。
下から潜れば見つけられるんですが見にくいです。
黄色い点線で囲まれたのがセンサーです。
頭が対角11mmのボルト×2で止まっているので、ソケット+ラチェットがあれば下から潜って手を入れれば外せます。
下から触って確かめてみると、ミッションケースにセンサーの先っちょが入るように穴が開いているようです。
ポルトを外したらミッションの反対側に回り、コネクターを外します。
コネクターも手を伸ばせばかろうじてアクセスできるので外します。
あとは反対の手順で付ければ終わりです。
掌に収まるくらいのラチェットが無いと難しいかもしれません。
交換後の試運転
新しいセンサーに交換して意気揚々と試運転しましたが、更にひどいアイドリングの不整脈、加速時の息継ぎが現れました。
どうやらこの部品が不良品のようです。
しまいにはエンジンのチェックランプも点いてしまいました。
という事でまた前の部品に交換したら症状は収まりました。
まぁこんなこともありますよね。
今回の交換で元の不整脈は直りませんでしたが、クランクポジションセンサーが壊れると、どのような症状が起こるのか分かったので良しとしましょう。
アイドリング時の不整脈
ラングラーは直6エンジンなので、本来はかなり振動は少ないはずですが、何秒かおきに失火しているような感じで回転数が下がります。
エンストするほどではないですが、気筒数が少なかったらエンストするんじゃなかろうかという感じ。
加速時の息継ぎ
加速中も不整脈と同じように2~3秒おきに失火しているようです。
加速もスムースに回転が上がらず、所々で一瞬失速します。
吹け上がりが悪いので、坂道発進など極低回転の時にはエンストしそうになります。
とても危険。
まとめ
今回の事で、クランクポジションセンサーが故障すると点火がうまくいかなくなると分かりました。
故障の症状は聞けば何となく想像できますが、体感しないと分からないもんです。
おそらく私が直したかった不調の原因はクランクポジションセンサーでは無かったようです。
不具合品かと思った部品ですが、販売元に問い合わせたところ、私のTJには適合しないことが分かり返金されました。
めでたし。
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