夏に購入店(バイク館SOX)で1年点検を済ませた後、約1,000kmほどしか走行していませんがエンジンオイル交換をしました。
メーカー推奨の交換時期は3,000kmか1年のどちらか短い方だったと思いますが、新しいエンジンオイルの時と比べると、明らかにエンジンの振動や音は大きく、フィーリングも悪くなってきたように感じたためです。
昔、友人に聞いた話では「エンジンオイルは毎日変えてもいい。」だそうです。
その友人は車の整備士をしている兄にそう言われたといいます。
「エンジンオイルは新品の状態で一番性能が良いので、少しでも走れば高熱や混合気に晒され徐々に劣化していく。」
まぁ言われてみれば納得なので、メーカー推奨に固執することなく、コスパと環境の事などを考えて自分のちょうどいいタイミングで交換すれば良いと思います。
Contents
旧ウルトラG2に交換
スーパーカブの純正オイルはウルトラG1ですが、今回は一つ上のG2を入れることにしました。
これ買ってから判明したんですが、最近ホンダの二輪エンジンオイルシリーズが12年ぶりにリニューアルされていました。
それぞれパッケージも新しくなり、性能も向上した模様。
HPでは各グレードにどのような特徴があるのか分かりやすくなっているため、オイル選びが容易になりました。
公式HP→Honda 4サイクルエンジンオイル NEWラインアップ
クソっ!新しいG2にすればよかった…
と思いましたが、よく読んだら中身が変わったのはG1だけのようです。
※でも新ウルトラG2の10W-30はラインナップから消えたみたい。新G2は10W-40のみなのかい?
交換作業
用意するもの
- お好みのエンジンオイル:0.8L
- オイル受け
- ウエス
- 17mmメガネレンチ
あるといいもの
- オイルジョッキ(ノズルやじょうご)
- ゴム手袋
- トルクレンチ
交換手順
- エンジンオイルが柔らかくなるように少しアイドリングをする
- サイドスタンドではなくセンタースタンドを立てる
- エンジンのキャップを開ける
- ドレンプラグを外す
- フィルターやプラグの中をキレイにする
- 抜けきったらプラグを元に戻す
- エンジンオイルを入れる
- 量を確かめてキャップを閉める
- 思う存分ライドする
ドレンプラグの内側にはススのような鉄粉のようなものが溜まっているので、これらはウエスで拭き取りましょう。
フィーリングの変化
当然ですが、新しいエンジンオイルに変えたことで振動や音は軽減され、クラッチの繋がりも良くなりました。
エンジン爆発力のロスが少なくなり、効率よく進むような感覚で明らかにフィーリングがいいです。
前のオイルとウルトラG2との比較については、なんだかウルトラG2の方が良いです。
今まで入っていたオイルはバイク館SOXのS1というオイル。SOXオリジナルですが、10W-40でスポーツバイクにも使用できる結構いいオイルだそうです。
前回入れたときは真夏で今は冬。
季節の違いも大きいかもしれませんが、G2の方が滑らかに力強く進むような気がします。
何故なのか。
オイルの廃棄問題が発生
今回、廃オイルの処理は廃オイルBOXを使用しましたが、全部入れた後に燃えるゴミで出そうと思って調べてみると、実は私が住んでいる自治体では排出不可となっていました…
廃オイルBOXを使用する場合は、自分の住んでいる自治体のごみ事情を調べてからにして下さい。
もし、自身の住んでいる自治体がオイル排出不可だった場合、液体のまま缶などに入れて保管し、カー用品店、ガソリンスタンドなどに相談してください。
彼らは廃油をある程度溜めてから産廃として処理するはずなので、引き取ってもらえる可能性が上がります。
当然お金はかかりますが。(カー用品店ではオイルを買った場合など条件があると思います)
私のこの廃オイルBOXはガソリンスタンドに処理してもらいました。
ただ解せないのは、排出不可の地域でも当然のように廃オイルBOXが売っているんですよね。
ちゃんと調べないまま買った私が悪いのは分かっていますが「この地域ではごみとして出せません」くらいの注意喚起をしてくれてもいいじゃないか。
不親切だな。
オイル廃棄BOXを使える場合、お馴染みのエーモンポイパックより、アストロプロダクツや近くのホームセンターに行ってオリジナルを買った方が断然安いです。
新聞や要らない布があればそれを使ってもいいと思いますが。
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