トネのタイヤレンチを買うつもりでしたが、衝動的にSK11のコンパクトクロスレンチを買ってしまいました。
しかし後悔はありません。
おそらくクロスレンチ史上最もコンパクトに収納できるこのレンチ。
私の求めていたものが全て詰まっていると言っても過言ではないこのレンチ。
非常におすすめです。
Contents
普通のクロスレンチは邪魔
タイヤを自分で交換する方なら必ず持っているであろう定番のクロスレンチ。
ハンパない普及率です。
かく言う私も長いこと固定式のクロスレンチを使っていましたが、あの形状は地味にかさばるのでうんざりしていたところでした。
そして関東に引越して来てからというもの、スタッドレスに変えること自体が少なくなったので使用頻度は激減。
でもメンテナンスとか緊急時のタイヤ交換には必要なので捨てるわけにはいかないんです。
元々車にL字レンチは車載されてはいるものの、あいつは力が上手く伝わらないので、なるべくなら使いたくありません。
そもそも首が短いのでタイヤのオフセットによっては使えないんですよね。
という事で新しいホイールレンチを買う事にしました。
最適なホイールレンチ
新しいホイールレンチを購入するにあたって考慮したことは以下の点。
コンパクトであること
- 車載するのことが前提なので、出来る限り省スペースが望ましい。
- 折畳みでも分解でも可。
力を入れやすい形状であること
- 結構固く締まっていることもあるので、外しやすくしっかり締められるもの。
色々調べている中で、一番欲しいと思っていたのはトネのスピードクロスレンチでした。
柄がクルクル回るようになっているので締め緩め両方がかなり楽になること間違いなし。
ハンドル部分の長さも変えられるので、固い時は長くして使い、緩んできたら真ん中にして回転させます。
使わない時は分解して収納できるので結構省スペースになり〇。
ソケットは別売りですが、必要なものだけ買えばいいしホイールの傷防止のためプロテクターが付いているものもあります。
そんなレンチを求めて工具屋に出向いたんですが、そこで見つけてしまったんですね。
SK11のコンパクトクロスレンチを。
SK11のコンパクトクロスレンチ
コイツの最大のメリットは「超コンパクト」なところです。
通常、レンチは折畳み式・分解式になっていたとしても棒の組み合わせで出来ているので、収納時はどうしても幅がとられます。
しかし、このコンパクトクロスレンチは一本の棒の中に全てまとめる事が可能なんですね。
一本にまとまるこの心地よさ。
この感動が伝わるだろうか。
使うときはクロスさせて、通常のクロスレンチのように使用できます。
ハンドルを差し込む穴は真ん中と端に付いています。
オフセットしているホイールには端で使えば十分な作業スペースを確保できます。
深いホイールだと固定式のクロスレンチでは回しにくいんですよね。
素人目にはボディのメッキ品質も申し分なく、軍手などをしていればスピードクロスレンチのようにクルクルと滑らせることも容易です。
更に力が欲しい場合はハンドルを長く使うことによって、強力なトルクをかけられます。
ハンドルにはズレ防止のポッチが付いているので、すっぽ抜けるようなこともありません。
結構しっかりと考えられている作りです。
嬉しいことに変換アダプター(12.7mm差込角)も付いているので、通常のソケットも使用できます。
もちろん収納時にはその変換アダプターもきっちりハマりまりますから心配は無用です。
ぱっと見で買ってしまいましたが、実際に使ってみても確実に今までのクロスレンチよりも使いやすくコンパクトに収納できる。
このレンチやりよる。
「意地でも一本の中に納めてやろう」という設計者の気概を感じる一品となっております。
大げさじゃなくて、モノづくりの醍醐味ってこういうトコロなんじゃないかな。
そう思いますよね。
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