カブの純正エアクリをやめて「ターボフィルター」に交換したので、排気もちょいと加工することにしました。
社外マフラー検討中という事もあり、ダメもとで加工します。
失敗しても純正マフラーはヤフオクでも買えるだろうし。
エアクリ改造については↓
スーパーカブのエアクリーナーを加工して『ターボフィルター仕様』に改造する【JA44】
Contents
カブ110の純正マフラーに穴加工
現行の110ccの純正マフラーはエキパイもマフラーエンドも径が超小さいですよね。
環境に対応するためだと思いますが、エキパイはカブ90より細いです。
もしかしたら50よりも細いかもしれません。
まず最初に下図参照してください。
JA44の純正マフラーには見た感じエキパイに触媒が付いていることが分かりますが、実はマフラー内部にもう一つ触媒が存在します。
触媒は排ガスをクリーンにしますが、蜂の巣のような構造になっているので抵抗が増えることは明らかです。
そして、その下はマフラーの内部構造です。
マフラー構造は他サイトを参考にしましたが、昔バラしたマフラーも同じような構造だったのでほぼ合っていると思います。
この遠回りな構造は消音に効果的なので純正マフラーによく採用されていますが、やはり消音性能と引き換えに効率は良くないですよね。
このように、環境性能の向上と引き換えに排気の抵抗は確実に増えていますね。
本来であれば真っすぐ排気したいところですが、構造上穴あけができるのはマフラーエンドです。
どの程度の効果が得られるかはわかりませんが、とりあえずやってみましょう。
Φ6mmのドリルが家にあったのでコイツで穴を開けます。
とりあえず4つ開けました。
元から開いている出口は約Φ15mm。
Φ6の穴を4つ開けたので、出口の面積はノーマル比で約1.5倍になりました。
加工後の音
排気音はノーマルより低音が大きくなりましたが、そこまで気になるような音量ではないです。
ノーマル時の排気音と穴あけ後の排気音の動画を撮ったので参考に。
※風の音が入ってしまったのでうるさい。
加工後の性能
エアクリの改造と合わせてのレビューになります。
インジェクションになってからは吸排気に合わせてECUが燃料噴射量を調整してくれるとのこと。
改造直後は調子が良くなかったのですが、一定走行後に調子が上がってきました。
シャーシダイナモ等で測ったわけではないので感覚の話になりますが、パワーは確実に上がりました。
一発一発の鼓動感も強まり、加速も若干早くなったように感じます。
いつもの道で到達する速度域も若干上がりましたね。
あと、交換後に熱海まで180kmほどのツーリングをしましたが、初めて燃費が70km/Lを越えました。
実は今までの感覚では、私の運転だと70km/Lは無理かなと感じていたんですよね。
新車の慣らし運転の時に控えめな運転をして66km/Lだったので、それ以降遠出をしてもその前後でした。
街乗り燃費だと大体55~60km/Lあたりになるんですよね。
気温が高かったことやツーリングだったことなどを加味しても、これはパワーが上がったからだと理解しました。
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