最初のころは大満足していたスーパーカブJA44ですが、2,000kmを超えてきてカスタムしたくなって来てしまいました。
もともとボロい中古カブを乗り回していた私にとって、新車のパーツを交換するのは何かもったいないような気がしていたんですが…
今のマフラーって見れば見るほど「細い」ですよねぇ…入口も出口も。
キャブ時代の50より細いよなぁ~
…
なんだか交換したくなってきたな。
ということでマフラーを検討しようと思います。
スーパーカブのマフラーは色々なメーカーから出ていますが、今のカブのスタイルが好きなのでカチ上げたスポーツマフラーよりクラシカルなものが好みです。
ということで、クラシックなマフラーを中心に検討していきます。
Contents
キタコ製マフラー
ボアアップキットで有名なキタコですが、マフラーも作っています。
キタコはHPにマフラー性能を比較したグラフを載せているのでイメージしやすいです。
ユーザーに寄添う姿勢、すごく助かります。
クラシックダウンマフラー
このマフラーは昔のモナカマフラーのようにプレス成型で作られているとのこと。
モナカマフラーっていうのは、昔のカブについていた純正マフラーです。
プレス成形したものを張り合わせて作られているので通称「モナカ」といわれています。
私は昔のモナカマフラー大好きなので、この形状は正直かなり好みです。
昔のモナカはエンドのパイプ部分もプレスだったと思うのですが、キタコのコレは見た感じ先っちょのパイプはプレスではなさそうですね。
性能はというとメーカーによれば、わずかながら全域にわたってパワーアップが確認されています。
マフラーを替えるのは性能を上げたいからであって、うるさい音は要らないんですよね。
他の人のレビューを見ても、このマフラーはそんなに五月蠅くないようなので十分「検討の価値あり」です。
全域に亘りパワーアップが図れ、特にピークパワーの落ち込みが少ないオーバーレブ特性を実現。
キタコHP
○近接排気音:82db(JA44)/82db(JA42)
○加速騒音:75db(JA44)/74db(JA42)
ミニキャブトンマフラー
英国クラシック風なスタイルだけど、実際カブに付けたらどうなんだろうと思って探したら付けている人を発見しました。
スタイルは思った以上にいい。
ただ気になるのは音量は確実にデカくなるようです。
音質は歯切れがよくていいんですけどね…
ちなみに下のトルクもちょっと犠牲になるという人が多い…
グラフ上のパワーはクラシックダウンマフラーよりも上がっているようですが。
クラシカルな細身スタイルのサイレンサーが魅力のマフラー。
キタコHP
○近接排気音:83db
○加速騒音:76db
ステンレススポーティーダウンマフラー
現行の純正マフラーをショートにした感じのマフラーです。
若干短めですが、控え目でいいですね。
こいつも性能は全域にわたってアップするようですが、音量はキャブトンよりも大きくなってしまうようです。
形はいいけどうるさくなるのはかなわんな…
低速域を犠牲にする事なく高速域にかけパワーアップし、ピークパワーの落ち込みが少ないオーバーレブ特性を実現。
キタコHP
○近接排気音::89db(スーパーカブ110)
○加速騒音:79db(スーパーカブ110)
ここで問題発生。
グラフを見るとパワー上がってないように見えるんですけど…
まずこのグラフの見方を勉強せねばならないと思いました。
まぁ、音がデカいなら今回は見送りなんですがね。
Cuby(カビィ)のマフラー
カブのパーツ制作・販売をしているカビィのオリジナルマフラー。
ココの商品は「Cuby店長が実際に使って【いい!】と思った商品だけを全国に。」ということで、いろんなパーツにもコメントしてあったりと分かりやすいです。
昭和スポーツマフラー[Cubyオリジナルパーツ]
完全ハンドメイドでメイド・イン・ジャパン。
そして、エキパイは驚異的なΦ34mm
回るようになるのはいいけどトルクが無くなるのは嫌なんだよなぁ。
そんなにデカくて大丈夫?と思いつつ意外と良さげなインプレもありました。
モナカの中では一番いいかもしれん。
バッフルも三種類あるので、自分の用途によって選べます。
音量はyoutubeで聞いた感じ、そんなにデカくないように聞こえますがどうなんでしょう。
音質的には純正に近い音のような印象です。
拘ったのは重低音の音質と抜けの良さ。
カビィHP
レトロルックなのにエキパイは回すための何と34mm径、管長も長いためトルクフル。
125ccクラスのハードチューンにも対応、高回転の伸びが純正とは全く違います。
ストレート構造ですがインナーサイレンサー部が異常に長いため低音のジェントルな音を奏でます。
月に3~4本しか製造できないらしいので、買うなら予約しないとだめですね。
ちなみに原則競技用とのことです。
BEAMSのマフラー
スポーツ系のマフラーが多いBEAMSですが、スーパーカブ用にはクラシカルなキャブトンを出しています。
パワークラシック キャブトン
キタコのキャブトンと比べると、造形に力を入れているのが分かります。
元の部分のカーブはきつく、エンドのほうは緩く。
丸みがカブにあってる気がする。
あぁ美しい。
音は確実にデカくなります。※音量: 86.0dB(純正78.0dB)
なお、開発者のブログではパワーチェックのグラフも見れます。
結構パワーアップしてるし…
いいなぁ、迷うよなぁ…
スペシャルパーツ武川のマフラー
ミニモトのパーツを製造・販売しているスペシャルパーツ武川のマフラー。
P-SHOOTER(キャブトンスタイル)
このマフラーは、エキゾーストパイプとサイレンサーが分かれています。
もしかしたら、ステップを外さないで交換できるかもしれません。
まぁ純正外す時は外すんですけどね。
勝手なイメージですが、武川はキタコよりもちょっぴり尖った印象です。
性能も期待していいのか。
近接排気騒音:81dB
SSSマフラー
一風変わったSSSマフラー。
ガードはメッキVer.とボディと同色のマッドブラックVer.があります。
ハーレーダビッドソン ロードスターやストリートボブの純正マフラーを参考にしたアメリカンなマフラーですね。
スタイルだけでなく性能も結構よさげです。
中回転域から高回転域にかけて結構パワーアップしているもよう。
個人的にはこういった変わり種も興味があります。
残念ながら、スーパーカブ110につける場合はキックスターターアームとマフラーが干渉するので、クロスカブ110用のキックスターターアームと交換する必要があるそうです。
セルスタートのみにすれば交換は不要です。
近接排気騒音:88dB
BRDビトッチのマフラー
BRDビトッチとはマフラー、チャンバー、チューニング工房だそうです。
アイデア、図面引き、試作、テスト走行と全て社長?のBRD尾藤さんが一人でやってるみたい。
会社じゃないのかな?
丸目カブマフラー JA44用
純正によく似た形状のなので、純正ガードの取り付けもオプションで可能。
わたしが通勤で使っていて恥ずかしくない
BRDビトッチHP
「うるさくない、汚くない排ガス、遅くない、錆びにくい」
ステンレスマフラーを作りたくて開発したマフラーです。
しかも、姿は普通っぽいもの。
ノーマルのヒートガードを付けると、ノーマルと見分けがつき難い姿。
私が欲しいマフラーも同じです。
う~ん、欲しい。
youtubeにも動画が上がっていますが、エアクリと合わせて交換すると素晴らしい加速してますね。
HPを見る限りガチでBRD尾藤さんが自ら作っているようです。
完全受注生産。
HOT LAPのマフラー
オフロードバイクからスクーターまで色々なマフラーを製造・販売しているHOTLAPのマフラー。
ダウンマフラー
こちらのマフラーの形状は一番純正に近いと思います。
当然、純正ガードが使用出来るので見た目は純正と変わりません。
ユーザーからは「低速域からの力の立ち上がり方がノーマルマフラーとは別次元」と高評価を得ているようす。
「見た目純正なのに実はカスタムされている」というのが好きな人は結構いると思うんですよね。
私もその中の一人であります。
騒音:近接85db 加速73db
まとめ
実は最初のころは、昔のように純正マフラーに穴開けたり、分解したりしようかなと思っていたんですが、やっぱり売ってる物はクオリティが高いですね。
どれもこれも悩ましいですが、今のところ有力なのは
- キタコのクラシックダウンマフラー 3.2万くらい
- BRDビトッチのマフラー 触媒ありで4.8万~
- HOT LAPのダウンマフラー 5万くらい
といったところですね。
やっぱりキタコは安いし、スタイルもいいからなぁ…
中古も視野に入れて検討するとしましょう。
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